個人的に「ER」ブーム再来。


去年からWOWOWの18時からやってるERの無料放送を観ているのだけれど、本日の第五シーズンの14話がちょうど自分が昔観たことある最後のエピソードで来週からはようやく新エピソードを観られる。90年代後半、NHKで放送が始まったファーストシーズンを何が凄いのかよく分からないままダラダラと観ていてシーズンの終わりごろでようやくハマり始め、ちょうど今の5thシーズンぐらいまでは新作がレンタル開始される日を待ち構えるくらい中毒になっていました。

噂でこのシーズンでジョージ・クルーニー演じる人気キャラクターのロス先生が番組を降りることは知っていたのですが、それが決定的になるのが本日の14話でロス先生が副腎白質ジストロフィーの子供の安楽死に手を貸し、元夫からHIVに感染したER史上1、2を争う優しいハートの持ち主であるジニーもエピソードの最後で事故で重傷を負い肝炎を引き起こすと聞いて「もう観ちゃおれん!」と観るのを断念しました。その後、ルーシーも統合失調症の患者に殺されると聞いて、こういう日常を描くドラマで主要登場人物がわかりやすく死に始めたら番組も終わりだなとこの番組を見限っていましたが、まさかその後15シーズンまで続くとは思ってませんでした。中だるみはあるんだろうけども。

大学生の頃はシカゴ総合病院のシステムや医師の制度などもよく理解しておらず、登場人物たちの関係性の面白さだけで観てたところありましたが、この年になってみると登場人物たちが自分と同い年か年下になっており、彼らの抱える問題に共感できることが良くも悪くもありました。みんな同じこと言われてるんだね。大人の女性だと思っていたスーザン先生がもう年下だもんな〜。可愛すぎる。彼女もまたこの先のシーズンで復活するらしいし、今回見直していて嫌な奴だけどもどうしても嫌いになれないロマノ先生も壮絶な死を遂げることもわかっているけれども、そこへの至る過程も楽しんでみていきたい。しかし、ロマノ先生役のポール・マクレーンは「ロボコップ」でも凄まじい死に方してたけどね。そう言えば、昨年の「終の信託」で自殺未遂した草刈民代に気管チューブを挿管する看護婦の手際の悪さにイラッとしたのを思い出します。